鉄道関係の国際的な賞に”ブルネル賞“というものがありますが、賞の名称はGWR(Great Western Railway)の技師であったブルネルさんに由来しているそうです。そのブルネルが設計した鉄道協である”Royal Albert Bridge”は、橋げたを覆うように巨大な単管アーチが配された独特の外観であり、見に行ってみることにしました。ちなみに、鉄道模型のKATOがGWRのclass800を製品化した際、Royal Albert Bridgeを背景に走るclass800の実車写真がポスターに使われていました。
Royal Albert Bridge
訪問したのは2022.04.16です。Devon地方を車で旅行していた2日目で、A38を下る形でPlymouthに向かいます。A38の橋もRoyal Albert Bridgeに並行してテイマー川に架かっており、ここでDevonからCornwallに入ります。橋を渡ったところで側道に入り、折り返すような形でたもとに降りていきました。A38をくぐった北側に駐車場があったので、そこに車を停めることにします。

下から見上げると、道路橋のA38も鉄道橋のRoyal Albert Bridgeも立派な高さを持っています。橋脚の高さは約30mだそうです。橋梁の入口にあたる門にはブルネルの名が刻まれていました。

道路橋と鉄道橋の間で見上げると、スケールの大きさに圧倒されます。

二つの橋をくぐって、南側に出ました。

土曜日ということもあり、近くの飲食店は昼からにぎわっています。愛国心がすごい建物です。

ちょうど上り列車がやってきました。class43とMark III客車のHSTです。GWRの地方幹線列車に使われています。



橋をくぐって駐車場に戻ろうとしたところ、今度は下りのHSTがやってきました。

いつか列車で橋を渡りたいと思っていたのですが、かなわぬまま現在に至ります。


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