Friedrichshafenはドイツ南西部に位置し、ボーデン湖を挟んでスイスに面する街です。2022年5月に仕事で訪問する機会がありました。
Friedrichshafen Stadt
Friedrichshafenの中心となる駅です。西はSingen、北はUlm、東はオーストリア方面につながる拠点駅ともなっているようです。2022.05.23の午後、駅の様子を見に行きました。Friedrichshafenより西側は非電化区間、東側は電化区間のようで、電車とディーゼルカーが乗り入れる様子が見られました。



MarkdorfからFriedrichshafenへ
翌々日の2022.05.25、Friedrichshafenから北西に10kmほど離れたMarkdorfで仕事を終え、ホテルのあるFriedrichshafenまで鉄道で戻ることにしました。



いまはどうだか分かりませんが、この年のドイツ鉄道は全般的にダイヤ乱れの遅れが多く、社会問題になっていたようです。Friedrichshafen Stadt行きの650形単行は、やはり時刻表よりも遅れてやってきました。20分も乗車すればFriedrichshafen Stadtに着くはずだったのですが、そうはいきませんでした。3駅目のFriedrichshafen-Manzellでなにやら車内放送があり、乗客全員がぞろぞろ降り始めたため、後に続きます。英語がわかる人に事情を尋ねたところ、列車は終点まで行かず、ここで打ち切りなんだそうです。

仕方がないのでホームで次の列車を待ちます。気候が穏やかな5月でよかったです。しばらくすると、ここまで乗ってきた650形は、もと来たMarkdorfのほうに向かって回送で走り始めました。と思ったら駅のはずれで向きを変え、対向のホームに入線してきます。そこにはFriedrichshafen Stadtからやってきた対向列車の650形が停車しており、2両は連結してしまいました。





想像するに、私がMarkdorfから乗った列車はもともとのダイヤでは終点のFriedrichshafen Stdatまで行った後、折り返し列車になるときに1両増結するところ、今回は終点まで行く時間がなかったため途中のFriedrichshafen-Manzellで打ち切り。そこに増結車両が所定ダイヤに乗ってやってきたので、めでたく本来の編成に戻って折り返す、といった手筈のように思います。ほどなくFriedrichshafen Stadt方面の後続列車もやってきたので、ようやく足止めから解放されました。

Friedrichshafen Hafen
翌朝、散歩がてらヒゲ線の終点であるFriedrichshafen Hafen駅を見に行きました。飛行船で有名なツェッペリンの街ということで、Zeppelin Museumが併設された駅となっています。



イギリスへの帰途、Friedrichshafen空港で飛行機の搭乗を待っていると、隣接するツェッペリンの発着場に飛行船が着陸する珍しい光景を目にすることができました。


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