Prahaの路面電車

Czech

タトラカーのお膝元であり、いまで昔の車両が多く走っているプラハ(Praha)の路面電車に乗ってみたいと思います。

10:52 Na Knížecí

2023.04.30、この日は朝にプラハから約150km南にあるČeské Budějoviceを出て、REGIOJETというバスでプラハまでやってきました。到着したのはNa Knížecíのバスターミナルです。プラハは街中を南から北にヴルタヴァ川(モルダウ川)が流れており、Na Knížecíは左岸(西側)の街中です。ここを起点にプラハの街を路面電車で乗り歩くことにします。

Na Knížecíのバスターミナル

10:56 Anděl

乗り歩きのために24時間券を買おうと思うのですがNa Knížecíでは入手できず、券売機のあるAndělまで歩いていきます。Andělには地下鉄B号線が走っているため券売機が設置されています。

24時間乗車券

Andělは地下鉄だけでなく路面電車が十字に交差する結節点でもあり、車両が行き交う様子に早速ワクワクしてきました。

南北方向の線路(奥が北方向) 15Tはトラックかバスのような見た目ですね
東西方向の線路(奥が西方向) KT8D5はKT4のような角ばった車体です
東西方向の線路(奥が東方向。盛り上がっている向こう側でヴルタヴァ川を渡る)

11:24 Malostranské náměstí

最初に向かうのはMalostranské náměstíです。Andělからまっすぐ北に向かって、12, 15, 20系統が走っており、そこから東に方向を変える手前にMalostranské náměstíの停留場があります。教会の前でカーブを描くホームは趣があり、古い車両にもよく似合います。

ここでの見どころは、東に向けて曲がったあと(上の写真だと左手前)にあるガントレットです。

教会に連なる修道院の建物を抜けるように線路が通っており、複線の幅が取れないためガントレットになっているようです。南隣にも通路があるのですが高さが足りないのか路面電車が通れるようにはなっておらず、東行きの自動車専用トンネルとなっています。

ガントレットを通る電車を、しばらく眺めてみました。西行きと東行きが、ほぼ交互にひっきりなしにやってきます。どれだけでも時間をつぶすことができそうです。

12:03 Malovanka

ガントレットを30分ほど眺めたあとは、旧型のタトラT3を体験するため23系統に乗車しました(おおよそ系統ごとに使われる車両が分かれているようです)。

街の北側を囲うような丘をつづら折りで高度を稼ぎ、尾根を力強く登っていきます。10分あまりでMalovankaに到着、線路はまだまだ先へ続くのですが、時間もかかりそうだったのでここで下車しました。

12:04 Dlabačov

後ろからやってきたT3を眺めていたところMalovankaのホームに入る手前で右に曲がってしまいました。ラケットループの折り返し駅、Dlabačovに入っていったようです。路線図を見るとDlabačovで折り返す営業系統はなく、このT3は貸切列車のようでした。

貸切列車には42系統が掲示されており、6102号車ということで動態保存されている量産先行車だそうです。隣の線路にも別のT3が停車しており、系統番号の表示窓にはジョッキの絵が描かれていました。ビール電車なのでしょうか。

のどかな折り返し駅の風景でした。

12:21 Vozovna Střešovice

Malovankaに戻り、25系統で東へ向かいます。数分乗車ののち、車庫のあるVozovna Střešoviceで下車しました。車庫の扉は殆どが閉じられており、屋外には1両だけT3が停まっていました。一部がミュージアムになっていて扉も解放されているので、遠慮なく中に入ってみます。

残念ながらミュージアムを見学する時間はなく、この写真を撮るだけで車庫を後にしました。続けて東に向かうべくホームで次の電車を待っていると、反対行きのŠkoda 14Tがやってきました。形のせいか色のせいか、あか抜けない不思議な風貌です。

12:54 I. P. Pavlova

さらに東へ向かいVltavskáで下車、南へ向かうルートに乗り替えてようやくヴルタヴァ川を右岸に渡り、市街地中心部にやってきました。I. P. Pavlovaで下車します。ちょっとした高台にあり、坂を登ってくる電車を見ることができます。

13:05 Václavské náměstí

行ってみたいレストランがあり、13時を過ぎてピークも終わったと思うので、向かってみます。Václavské náměstíまで乗って下車、国立博物館を正面にした歩行者天国の大通りがあり、そこを登っていきます。

坂の上の方にVýtopna Railway Restaurantはありました。ここは店内を鉄道模型が走り、注文した料理を運んできてくれるお店です。楽しみにしていたのですが、日曜日の昼ということもあってか13時過ぎでも順番待ちの列ができており、諦めるしかありませんでした。

近くにプラハ中央駅がよく見える橋があったので、しばし列車を眺めて過ごしました。

13:44 Anděl

Výtopna Railway Restaurant近くのMuzeum駅から地下鉄A号線に乗り、MůstekでB号線に乗り替えて、最初に24時間券を購入したAndělまで戻ってきました。いい加減お腹も空いたしトイレにも行きたかったので、Andělのマクドナルドで昼食とします。

あとから知ったのですが、このマクドナルドがテナントとして入るショッピングセンターは、昔のタトラスミーホフ工場の跡地だそうです。

14:51 Hlavní nádraží

昼食を取ったのち、三度ヴルタヴァ川を渡ってHlavní nádražíまでやってきました。乗車したのは5系統のKT8D5です。KT8D5は両運転台で乗降ドアも両サイドにあるため、ループせずに折り返し運転が可能な構造となっています。

14:52 Masarykovo nádraží

Masarykovo nádražíは、チェコ国鉄プラハ・マサリク駅の目の前にある停留場です。

国鉄駅もちょっとのぞいてみました。

15:15 Národní divadlo

Staroměstskáに向かうため、Staroměstskáで乗り替えます。23系統はいいところを走っていますね。

T3もいろいろなバリエーションの改造車を見かけます。

15:25 Staroměstská

Staroměstská近くのカレル橋のたもとには、Malostranské náměstíのガントレットと同じく建物を下をくぐるトンネルがあります。こちらは十分な大きさの開口部が2本あり、複線がそのまま建物の下を抜けています。

日の当たり具合が悪く、あまりいい写真を撮ることができませんでした。こんなところを15Tが通るとバスにしか見えません。

16:06 Podolská vodárna

そのままヴルタヴァ川右岸沿いを一気に南下し、Podolská vodárnaに向かいます。途中、路面電車の線路が道路ごと教会下を抜けるトンネルがあり、それを見に行くことにします。

トンネルの内部はこんな感じです。十分な道幅が取れず、ちょっと窮屈な印象です。

16:29 Výtoň

そのまま一駅分歩いて、Výtoňまでやってきました。ヴルタヴァ川を渡る国鉄線の鉄橋と交差する場所です。

17:27 Hlavní nádraží

動きっぱなしで疲れてきたので、休憩しながらプラハ中央駅にたどり着きました。最後は地下鉄C号線で締めくくり、このあとは18:26発のECでLeipzigへ向かいます。半日でしたが、プラハの路面電車らしいところをめぐることができ満喫しました。

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