都電8500形の模型化 その4

都電8500

塗装

実車はシンプルな塗装ですが、模型で塗装する場合にいつもマスキング順に悩んでしまいます。薄いアイボリーで車体全体を塗ってから緑帯、の順がよさそうですが、帯を上下で挟むようにマスキングするため、帯の幅を均一にするのが難しそうです。緑帯を先に塗るとマスキングは楽ですし帯の幅も均一にしやすいですが、緑の上にアイボリーを塗ると、隠蔽力の関係でアイボリーが厚ぼったくなりそうです。

塗装が上手な人はどちらでもきれいに塗れるでしょうし、どちらが正解というわけではないので、そのときどきで選択すればいいような気がします。私の場合は、今回は緑帯から始めることにしました。

まずは、薄い緑帯にクレオス c64.ルマングリーン を吹き、1.8mm幅でマスキングして、濃い緑帯としてGMカラー 25.緑15号を吹きました。

薄い緑帯の上側をさらに0.35mm幅でマスキングします。アイボリーには、まず隠蔽力が高いらしいクレオス c107.キャラクターホワイト を軽く塗り、そのうえでGMカラー 21.アイボリーA を全体的に吹きました。屋根上やライト回り、窓回り、車体裾にまだ色が入っていないので、ちょっと間抜けな感じです。

全面窓回りは、黒の周りに薄い緑の縁取りがあります。丁寧にマスキングしていきます。

窓回りと車体裾は、ガイア 002.ピュアブラック、屋根はGMカラー 9.ねずみ色1号です。だいぶ引き締まってきました。(こに時点では、側面カバーの裾の黒を塗り忘れています)

屋根上機器はガイア 1006.灰色9号ですが、車体と一体成型なのでこまかくマスキングしていく必要があります。屋上機器カバーのルーバーと正面ライト回りに黒を入れて、塗装は終わりです。

仕上げ

車番とイチョウのマークはレーザープリンタで印刷したデカールを貼りました。

窓は例によってアクリル板の切削で、はめ込み窓にしています。正面窓のみ左右脇がカーブになっていてアクリル板から作れないため、透明3Dパーツを作ってみたのですが、造形後のコーティングも含め微小な形状がうまく再現できませんでした。ここは割り切って、t0.5アクリル板の平面ガラスで代用しましたが、幸い違和感はなさそうです。

台車は一旦鉄コレ8900形のものを流用しました。そのうちデータから部品を製作して、鉄コレの台車はもとに戻したいと思います。更新車の床下機器はカバーがなく真横から見えてしまうため、鉄コレ8900形をドナーにして移植しました。もとの鉄コレ動力の旧型車然とした床下機器(ウエイトカバー)は取り外してあります。

そんなわけで完成です。2026年4月11日〜12日に開催された東京ジオラマ展でも無事に走行してくれました。

東京ジオラマ展に出展する「宮ノ前付近」モジュール(私が最初に作った路モジ)に載せてみました。

折角なので、ほかのモジュールともつなげて記念撮影です。

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