GothaのKT4Dの模型化 その5

KT4D

前回までの記事のようにNゲージのKT4Dは3Dプリントで製作しましたが、HOゲージではキットが販売されています。HERRMANN & PARTNERという模型メーカーが路面電車シリーズのキットを何種類も発売しており、GothaのKT4Dもラインナップに含まれています(いました?)。外国型模型の販売店として有名なモデルバーンの横浜店が2015年に閉店する際、GothaのKT4Dがセール品になっていたものをたまたま見つけて買っていました。購入後3年ほど寝かせて2019年に製作した際の記録を書いてみたいと思います。なお、製作当時はGothaを訪問する前でしたし実車の知識もあまりなかったため、雰囲気重視の組み立てだった点、ご承知おきください。

開封

まずパッケージです。Gotha生え抜きの304号車の写真が貼られています(印刷ではなく、印刷した紙が貼ってあります)。撮影場所はGotha Hbf.駅前ですね。

開封すると、彩色された板キット状の車体パーツ、グレーの床板、屋根パーツ、透明プラ板、シングルアームパンタが入っていました。

彩色された車体、窓ガラス、パンタ、幌、シール
屋根、床板、ひし形パンタ、車輪、台車、椅子

ひし形パンタのタイプであればプラパーツだけだったのかも知れませんが、Gothaはシングルアームなので金属製のパーツが奢られています。下回りはヘロヘロのプラ車輪が付属しており、あくまでディスプレイモデルということなのですね。車内は、床板には椅子の支柱だけしかなく、椅子本体はひとつひとつ個別に取り付ける方法なのが面白いところです。折角なので走行化したいと思い、足回りにはアルモデルのアルパワーHO-20Tを用意しました。いろいろ付属していますが、使うのは台車だけです。

下回り

アルパワーが取り付けられるように、床板を開口します。A車のほうは(写真上側)、台車直結のモータが首を振ることができるように片側を扇形に開口しています。よく考えたら、KT4の構造上台車はあまり首を振らないのかもしれません。

ラフな取り付け方法ですが、車体を載せてみたところそれほど悪くはなさそうです。

連結器にはプラ棒で電連を追加しました。下の写真で、左が追加後、右が追加前です。

台車パーツも入っているのですが、正直なところどこをどう組み合わせるのかよく分からず、プラ板も駆使して適当に形にしました。GothaのKT4Dはメーターゲージで外側軸受けなので、プロトタイプがそもそも異なるのだと思います。

車体

パーツ分割の都合もあるのでしょうが、全面の印象がいまひとつです。

見た目の印象と、位置の修正を兼ねて、エコーモデルのシールドビーム(No.1647)に交換してみました。本当はもう少しサイドよりの位置にしたいのですが、側板の厚みがあってこれがギリギリです。後部側も標識灯の形状を整形して、なるべく実車に近いところを狙ってみました。

結局一旦塗装を落とし再塗装することになりました。GothaのKT4Dを購入した、という形跡がもはやなくなりつつあります。

前面/後面の窓ガラスが左右のピラー部を含んだ部品構成なので、ガラス部をマスキングしてピラーだけ水色に塗装します。

完成

細部の塗装や標記類を追加して完成しました。やっぱり、どうも全面のライト回りが似てないですね。それはそれで味がありますし、貴重なモデルですので、大事にしたいと思います。

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